皆さんは一時 発行されていた2000円札を覚えているだろうか。
もともとこの紙は「西暦2000年を記念して何か作ろうじゃん」という当時のエラい人達によって2000年7月に作成された。単なる紙としてのみならず、物々交換の際に野口英雄 2枚分の価値をもつモノとして使えるらしいものである。しかし発行から17年を経た2017年現在では、ほとんどその姿を見かけることはなくなった。
発行枚数が減るにつれて「これ取っておいたらプレミア価値がつくのでは?」と考えた私と友人達は収集に力を入れ、収集したもののお互い家のどっかに閉まって場所を忘れてしまい、この紙幣の流通に微力ながらも歯止めをかけてしまった。
8億8000万枚も印刷されておきながら、今流通しているのは1億枚程度。後の7億8000万枚はどこにあるのか?倉庫である。この紙幣が全部流通することはないだろう。
そんな絶滅危惧種の2000円札を傍目にこの20ドル紙幣は現在オーストラリアで発行されている紙幣の発行割合の11%を占めるメジャーな紙幣である。
そういうわけで今日はオーストラリア20ドル紙幣を撮ってみた。
こちらが表面。
こちらが裏面。
御覧の通り、オレンジ色を基調とした綺麗なデザインである。
縦が65㎜、横は144㎜。
材質はポリマー。
1994年の10月に初めて発行された紙幣である。
表面には多大な経済成功を収めた商人のメリーレイベイ氏、裏面にはジョン・フリンという大臣がセンターを飾っている。
ちなみにこのジョン・フリンという大臣、世界発となる救命用飛行機のサービスの体系を作った人物であるそうだ。
ラクダに乗った、誰だろう?
メリーレイベイ氏の貿易商として所有している船もデザインされている。
スケルトン部分には「20」がプリントされている。
5ドル紙幣には及ばずとも綺麗な紙幣であった。
さて勉強しよう。
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