キタミナ

当面は日本に帰らないでなんとかやろう。

フィリピンの治安の悪さ タンバイと呼ばれる男達

 

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ついに時はきた。

 

今までは序章の序章であった。

 

”フィリピン”なめとんな貴様…!?とニヤニヤと底知れない恐ろしさを満面に浮かべて近寄ってくる男がいた。

初めての海外旅行フィリピンの良い思い出たちはこれを機に帳消しにされ、自分史上に刻まれる暗黒の1ページとなるだろうと半ば決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことの発端は、習慣のようになっている語学学習実践のためのフィリピン ダバオ巨大迷宮探索に出向いている時だった。

 

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低い空一面に広がる洗濯物が特徴的な集落のような場所に出た。その光景があまりに異国的だったのでいつもと同じように写真をとったり子供達と戯れていたりした。

 

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そんなフワフワとしていた私を彼は見逃さなかった。

 

 

私の写魂機のレンズを替えようと物陰にあった椅子に座っていた時だった。

彼が物陰のさらに物陰からヌッと現れて近づいてきたのだった。

 

 

 

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さらにその男が新たに仲間と思われる男を呼び、気づけば私は4人の男に囲まれていた。

 

近づいてきた男達は英語が少し話せ、自分たちのことを”タンバイ””と紹介してきた。

 

当然、私は何のことか分からずこの国で新たにできた過激派宗教団体の類かと思い、パソコン内の破廉恥フォルダを消しそびれたことを後悔した。

 

 

生まれたての動物のように足を震わせて下手なことを聞かないように口をつぐんでいた私に男の一味が話しかけてきた。

 

 

 

 

 

 

「パイナップル食べる?」

 

 

 

 

 

と。

 

 

 

私は一瞬、パイナップルがこの国では何の隠語となっているのかを疑ったが彼の手には何の変哲のない袋詰めにされたパイナップルがあった。

 

 

袋の中に入っていたパイナップルを一つもらって食した。

食べている私を好奇の目で追う彼等を見て、すこし警戒心が緩和したのだった。

パイナップルは常温であったが甘く美味しかった。

 

 

 

男達に害意がないのかもしれないと感じた私は積極的に保身的なコミュニケーションを図ったのだがそもそも彼等に私の語学は通用しないことが早々に分かったので、これはどうしたものかと悩んだその時に僥倖。

最初に戯れていた子供達が集まってきてくれたのだ。その子たちが友達を呼んで1分後にはたくさんの人が私達の回りに集まっていた。

 

 

 

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つづく